ずっと前から気になっていた【夜行バス】
まるでホテル?と思うよな設備があるバスも、ニュースで目にする機会が増えました。
しかし、ぶちゃけどうなの?と思う人も多いと思います。
そんな私も、利用してみたいけど「ちょっと手が出せない世界」でした(笑)
今回、関西へ用事があったので、人生で初めて【夜行バス】に乗ってみることにしました。
なぜ夜行バスに?
今回、なぜ夜行バスにしたのかと言うと、前から興味があったこともありますが、とにかく「安い」という点でした。
とは言え、バスの設備などによっては、新幹線や飛行機とあまり変わらない場合もあります。
そして、もうひとつの理由は、時間の合理化でした。
寝ている時間を利用して移動できるので、時間の無駄が省けます。
目的地に朝着いたら、その日丸々1日利用できるわけです。
ネットで簡単に予約できる上、東京ー関西方面の運行は数も多く、週末の利用でも問題なく予約できました。
今回は、往復とも【夜行バス】を利用し、さらに別の会社だったので、それぞれレポートしたいと思います。
また、【夜行バス】での旅については、最後にまとめておきますね。
さくら観光・リラックス3
では、早速乗車レポートです。
私が往路に利用したのは、さくら観光・リラックス3というシリーズ?です。
これは、3列シートのバスになります。
私は都内在住ですが、横浜にも近く立地に詳しいため、YCATから乗車しました。
目的は、実は神戸の三宮でしたが、三宮行きの3列シートのバスがとても高かったので、こちらで「大阪・梅田」まで行くことにしたのです。
待ち合わせ〜乗車まで
YCATには、余裕を持って到着しました。
到着後、特にすることはなく、発車10分前に呼び出され、列に並び受付します。
受付と言っても、名前を言うだけですが、その時座席番号を言われます。
座席は予約時に指定できますが、指定料金が別途かかるので、私はやめました(笑)
言われた席は、真ん中の席でした。
全員揃ったところで、一緒にバスまで移動します。
そしていざ乗車!
バスに一歩足を踏み入れたとたん、狭っ!!!と思わず叫びそうでした・・・
都内で先に乗っていたお客さんが多かったのですが、バスの奥まで行くのが大変でした。
車内はまだ点灯してはいましたが、薄暗く、スムーズに歩くことはできませんでした。
自分の座席に着いても、オロオロしてると通路を塞いでいる状態になってしまいます。
とりあえず、座席にいったん座り通路を空けました・・・。
手荷物
今回は、30Lくらいのデイバッグと、肩掛けのちょっと大きめなメッセンジャーバッグみたいなので行きました。
座席に着いたら、ひとまずデイバッグを網棚へ上げて、上着を脱いで着席。
網棚は、窓側にしか無かったのですが、あまり上げてる人がいなくスペースは十分にありました。
座席
椅子の幅は狭かったですが、足元に窮屈さを感じることはありませんでした。
リクライニングも、比較的後ろまで倒れたので、まぁまぁ良かったです。
コンセントは右側にありました。
そして、A席(窓側)とB席(真ん中)の通路より、B席とC席(窓側)の通路の方が広かったです。
窓側の席を希望するならC席の方が移動がラクだと思います。
ちなみに、安全上の理由から、通路に荷物を置かないように案内がありますが・・・
みなさん置いてましたね・・・網棚に上げられるくらいの荷物なのですが・・・
途中の休憩時に、後ろの座席の人たちが通れなくて苦労していました。
バスは遅れもなく、無事目的地の大阪・梅田まで到着。
ジャムジャムエクスプレス・ジャムジャムライナー
復路に利用したのは、ジャムジャムライナー・グランプレミアムです。
こちらも3列シートになります。
神戸・三宮からYCATまでを利用しました。
待ち合わせ〜乗車まで
帰りの日も、日中は用事があり、フリーになったのは夕方17時頃でした。
早めに夕飯をすませたものの、待ち合わせの23時20分までかなり時間があり、時間潰しに苦労しました。
三宮のデパートは20時に閉店してしまうため、ドトールへ移動しましたが、そこも21時30分で閉店。
コンビニに寄ってお茶を仕入れたり、なるべくゆっくり歩いて22時30頃待ち合わせ場所に行きました。
一見、バスの待合所があるような建物には見えませんが、ちゃんとありました。
仕方ないので、そこでずっと待ちました。
こちらも、出発の20分前に外に並び、係員に引率されてバス乗車場所まで移動します。
ちょっとおかしな光景ですが・・・
停車しているバスの前で、名前をつげ座席番号を聞きます。
今回はどうやら窓側でした(座席指定はしておりません)
しかし、どう見てもバスが小さい・・・
小さいというか、バスの車幅が小さい・・・
案の定、入り口からしてまともに人が通れる幅はありませんでした。
手荷物
友人からお土産をいただき、手荷物がひとつ増えていましたが、行きとほぼ同じ状態でした。
今回も、デイバッグは網棚に上げようとしたのですが・・・なんと、入りません。
どう見ても、高さがない。
中身を少し取り出して再チャレンジするも、やはり入らず。
結局、足元へ置くしかありませんでした。
ブランケットもあるので、網棚には上着だけ入れました。
座席
今回の3列シートは、真ん中の席上にも網棚があり、全ての席にカーテンがありました。
(カーテンの上半分は網目になっています)
足元に荷物を置く羽目になってしまったので、フットレストは使用できませんでした。
そして、肝心のリクライニングはというと・・・これまた中途半端!
さくら観光の半分程度しか下がりませんでした。
また、通路はカニ歩きでないと通れないほど狭かったです。
コンセントは、右側にありました。
【夜行バス】での旅の感想
今回、往復とも【夜行バス】を利用してみましたが、いろんな事がわかりました。
揺れる
大型車輌のイメージに無かったのですが、とにかくすごく揺れます!
アトラクションかい?と思うほど揺れました。
車酔いする方には、少しキツイかも知れません。
乾燥する
車内、とにかく乾燥します。
乾燥対策にマスクしていましたが、普通のマスクでは物足りない感じでした。
途中起きては軽く水分補給しました。
他の方はどうなのかはわかりません。なにしろ、車内真っ暗ですし、カーテンも閉まっているため見ることができなかったので・・・
とにかく、乾燥対策は必要です。
うるさい
睡眠時間を利用して移動するので、車内がザワザワすることはありません。
しかし、それ故にバスのエンジン音が響きます・・・
これほどうるさいとは予測していませんでしたが、万が一と思い耳栓を持参していたので、それでどうにか対処しました。
電源はあるので、音楽を聴きながら寝るなどの工夫が必要だと思います。
休憩
途中、2箇所のサービスエリアに停車しますが、降りて休憩する方はほとんど居ませんでした。
とにかく車内の狭い通路を考えると、出る気がなくなります。
乗車人数が少なく空いていれば、降りてリフレッシュすることもできそうですね。
利用客
圧倒して若い「女性」が多かったですね。
冬の季節はスキー場へ行くのに利用される方も多かったです。
また、外国人もちらほら見かけました。
メイクは?
スッピンで乗車したので、下車後のメイクはどうしたら?と思いますよね?
私も、友人との待ち合わせがあったので、すっぴんで出向くわけには行かず、いろいろ調べました。
なにしろ早朝に到着するため、居座れる場所は限られています。
バスの中でするという強者もいるようですが、実際にバスに乗ってみると、とにかく揺れるしカーテンは閉められたままで車内は暗く、とてもメイクできる環境ではありませんでした。
駅のトイレなども考えましたが、できれば落ち着いてしたいですよね。
そこで利用したのが、パウダールームです。
有料の場合もありますが、バス会社の提携先として無料で利用できるところもあるそうです。
私も、こちらのサイトを参考にしてアンジェルブというところを利用しました。
ただ、大阪駅のお店は長蛇の列で・・・先に三宮に移動してから三宮のお店を利用しました。
300円でいろいろ使えてとても良かったです。
まとめ
今回は、たまたま2社のバスに乗車し、どちらもほぼ同条件(週末・3列シート)だったため、比較することができましたが、全てに当てはまるわけではありません。
どの点に関しても、メリット・デメリットは人それぞれ違いますのでなんとも言えませんが、私的には
「往路に利用するのはいいかも!」という結論に達しました。
やはり、着いたその日を無駄にすることなく活用できる点は大きいです!
ただし、冬場はコートなどで自分自身がかさばるので、狭いバスの車内では窮屈しますよね。
また、荷物も中途半端だと、かえって邪魔になる場合もあります。
初めての利用という事もあり、また満席だったといこともあり、結構バタバタしてしまい、写真を撮る余裕すらありませんでした・・・
大阪へ行く機会はまだありますので、また【夜行バス】を利用した際にはレポートしたいと思います。
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