私は昔からお転婆で、どちらかと言えば「男勝り」な女の子でした。
活発で、自分の意見もハキハキ言えて、いつも男の子に混ざって遊んでいました。
しかし、その一方で、おままごとも好きだったし、ぬいぐるみやお人形も好きでした。
今は、おしゃれに自信はありませんが、メイクは身だしなみとマナーだと思っていて、それなりに気をつけてしています。
ちょっと気をぬくと、ズボラになってしまいますけどね・・・汗
そんな自分の憧れは、やっぱりいつも凛としている、品のある女性です。
でも、この「品のある女性」も、人それぞれ感性が違うと思っています。
私も、何が「品」なのか、よくわかっていませんでした。
ただ、なんとなく素敵だなと思う女性には「品」があるのです。
ぼやっとしたイメージしか無い場合、その逆を考えてみます。
つまり「下品」ってなんだろう?と。
そんな事を考えていたら、良いヒントがやってきました。
つい最近知り合った女性(私よりも断然に若い方)。
昔の私を思い出すように、強烈に男勝り(笑)
そして・・・
言葉遣いが悪い!
これは、敬語が使えていないというようことではありません。
言葉遣いというより、使う言葉が汚いと言った感じです。
その女性は、男性陣の中で仕事をしていて、その男性陣も俗に言う「体育会系のおじさん」です(笑)
人柄はいいのだけれども、ちょっと乱暴なイメージです。
わかりますか?(笑)
そんな輪の中で働くためには、女を出しているわけにもいきません。
仕事内容も、昔で言うような3K的な内容なので、サバサバとこなさないといけません。
先ほども言ったように、敬語が使えないとか、そのような事は一切なく、ちゃんと知識はあります。
それに、お顔だって可愛らしいのです。
「こんな環境と仕事内容で、女なんて出していられない」
「こうゆうタイプになっていた方が、周りとコミュニケーションがとりやすい」
そうやって、ONの時は態度を変える事も大事だと思います。
昔の私も、きっとこの立場だったら同じ状態にしていたと思います。
だからか、余計に違和感を感じました。
別に、仕事はサバサバやればいいと思います。
ノーメークで女を出さないのも、周りの雰囲気に合わせているなら、それも良いと思います。
しかし、周りがおじさんだらけだからと言って、コミュニケーションを取るために、汚い言葉を使う必要はありません。
第一印象のほとんどは、外見で決まります。
しかし、私が最初にその方を意識したのは、
「言葉」と「話し方」でした。
なんか、すごい言葉ですごい事を言う人がいるな・・・と。
振り向くと、小柄で若い女性がいました。
しかし、その時は失礼ながらにも「うわ!やっぱそんな顔してるわ!」
と思ってしまいました。
しかし、後でちょっとお話しをさせてもらったら、目もくりっとしていて可愛んですね。
見た目が第一印象に響きますが、その見た目は「使う言葉」や「話し方」に左右されるんです。
つまり、ノーメークでも、使う言葉や話し方で「品」は出せるんです。
人の悪口を言うような場合、さらに乱暴になり、さらに醜い顔つきになるので、そこは気をつけたいですよね。
最近本当に思うのは、女性は穏やかに微笑んでいるだけでも、コミュニケーションはとれるんだなと(笑)
昔から「女は愛嬌」って言われていますが、それって本当だと感じました。
尊敬する先輩(男性)からも、
「お前は言葉遣いが悪い!気をつけるように」
とよく言われていましたが、その意味がようやくわかりました(笑)
「言葉遣い」を正す事は、媚びを売る事ではなく、「女は愛嬌」の「愛嬌」の部分だと思ってみると、自分らしさもちゃんと表現できると思います。
どことなく「品」のある女性は、使う言葉や話し方も美しい。
結果的に、外見も美しく見えてくるんだと思います。
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