「できない」とは、自分が作った壁である。
そんなふうに言われることがあるが、
確かにそうである。
しかし、世の中には、できないことも多い。
専門的な知識やスキルが必要なことは、誰もが皆できるわけではない。
当たり前だけど、前者の「できない」は、
そんな専門性が高い、難しいことに対してではない。
やろうと思えばいくらでもできるはずのことに対してだ。
私も現に今、なにかしらの理由や言い訳を捏造しては、
できないことにしている物事がたくさんある。
非常に情けない…
情けなくて、落ち込んだり、
自己嫌悪を抱く。
そんな人も多いかと思われる。
しかし、最近になり、いろいろと対策を考えてみた。
まず、自分を否定しようとする力の強さに反抗しないようにした。
できない、やりたくないを生み出す言い訳の力は強烈だからだ(笑)
それに歯向かったところで、勝てない。
自分のことだから、よくわかる。
それでも、やるとしたら何をするか?
できそうなことは何かあるか?
そう自問してみると、不思議とできそうなことが見つかることに気がついた。
それは、大したことではなく、ほんの小さく些細なこと。
しかし、やる気がない中で見つけた「やれること」なのだから、
やる意味は大きい。
そんな感じで、やれることを探していると、
いつの間にか「やる気」が湧いて来たりもするから不思議だ。
目標を達成させるためには、それなりの努力が必要だ。
そして、その努力はとてつもなく偉大なパワーでなければならない・・・
そう思い込んでしまうと、そのプレッシャーにやられてしまう。
人間には、バイオリズムがある。
胸の高鳴りやワクワク感で、一時的に燃え上がった高揚感は、
あまり長くは続かない。
どにらかといえば、なんの変哲もない日常を、
ダラダラと過ごす事の方が多い。
だからこそ、ささいで小さな「やること」を見逃してはならない。
「努力」とはなんだろう?
私は、小さな事を少しづつ、コツコツ続けることだと思っている。
誰が見ても「がんばってるね」といわれることだけが、
努力ではない。
今できることを自分なりに見つけて、
少しでもやってみること。
1日1歩どころか、半歩の歩みでも、
コツコツ続けることで前進できる。
さあ、今日は何をしようかな。
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